バスケ初心者が最低限知っておきたい基本ルール 🔰 | B.FAN
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バスケ初心者が最低限知っておきたい基本ルール 🔰

バスケットボールの基本ルール ルール解説

バスケットボールは、スピードと技術が魅力のダイナミックなスポーツです。
しかし初めてバスケットボールをプレイする方や、試合を観戦しようと思っている新しいファンにとっては、基本的なルールが分からないのでとっつきにくいという問題もあると思います。

そこでこの記事では、バスケットボールの最低限知っておきたい基本ルールを解説し、楽しいバスケの世界への第一歩を踏み入れてもらいます!

さあ、バスケットボールの世界へようこそ!
ぜひ一緒にその魅力を探りましょう。

最低限知っておきたいバスケの基本ルール

「バスケ観戦をもっと楽しみたい」あるいは「初心者だけど社会人サークルでバスケをしたい!」・「子供にルールを教えたい」といった方は、とりあえず以下のルールを覚えておけばそれほど困ることはないと思います。

あくまでも入門編なのであまり細かいルール説明は省きました。
詳しい厳密なルールは実際に観戦したり初心者用のサークルでプレイしている間に覚えていけば問題ありません。

競技の概略

カテゴリー 詳細
競技人数 各チーム5人のプレイヤー
競技時間 FIBA: 4クオーター、各10分
NBA: 4クオーター、各12分
勝敗の決め方 試合終了時に得点が高いチームが勝利。
同点の場合は延長戦(オーバータイム:5分)を行い、延長戦終了後に得点が高いチームが勝利。
得点の種類 通常:2点
スリーポイントラインの外からのシュート:3点
フリースロー:1点
タイムアウト FIBA: 各チームは、前半(第1クォーターと第2クォーター)に合わせて60秒を2回、後半(第3クォーターと第4クォーター)は合わせて3回まで。延長戦は各チーム1回。
NBA: 各チームは、タイムアウトの時間は1回75秒で、1試合両チーム7回ずつ取ることができる。 第4ピリオドでは各チーム4回までで、その残り3分以内では各チーム2回まで。 延長戦は各チーム2回まで。

最低限知っておきたいオフェンスのルール8つ

バスケットボールのオフェンスルールにおける「やってはいけないこと」として、以下のオフェンス違反について解説します。

  1. トラベリング
  2. ダブルドリブル
  3. 3秒ルール
  4. プッシング
  5. チャージング
  6. バックコートバイオレーション
  7. ショットクロック

1:トラベリング

トラベリング
トラベリングは、ボールを持っているプレイヤーがドリブルせずに3歩以上歩く行為です。

2:ダブルドリブル

バスケのダブルドリブル
ダブルドリブルは、プレイヤーが一度ドリブルを止めてから再びドリブルを開始する違反です。
ドリブル中であっても、ボールを突く手首を返し過ぎて掌の上にボールが載っていると見なされればダブルドリブルがとられます。

3:3秒ルール

オフェンス3秒ルール
オフェンス中の選手はゴール下のエリア(ペイントエリア*)に3秒以上とどまってはいけません。

3秒になる前にペイントエリアから出て、すぐに戻ったりするのはOKです。

*ペイントエリアとはバスケットの前の四角形の枠の事。スラムダンクぐらいの時代は台形だったので、その名残で「台形」という人もいらっしゃいます。

4:プッシング

バスケのプッシングファール
プレイヤーが手や肩を使って相手を押す行為は違反です。
(特に手のひらで押すとファールを取られやすい。)

5:チャージング

バスケのチャージングファール
チャージングは、オフェンス側のプレイヤーが防御側のプレイヤーに向かって進行し、その防御側のプレイヤーが適切に位置を確保している(つまり、足を固定して動かない状態で立っている)にもかかわらず、接触が生じると認定されます。

このファウルがコールされると、ボールは防御チームに渡されます。

6:バックコートバイオレーション

バックコートバイオレーション
この違反は、ボールがフロントコート(攻撃側のコート半分)に進入した後、シュートを決める前に再びバックコート(自陣側のコート半分)に戻る場合に発生します。ボールがフロントコートに入った後、攻撃側が意図的にまたは間違ってボールをバックコートに戻すと、違反となります。

(ボールが戻るのはNGですが、選手がバックコートに戻るのは問題ありません。)

7:ショットクロック バイオレーション

24秒バイオレーション
オフェンスが始まってから24秒以内にシュートを打たなければいけません。ショットクロックになるとボールはディフェンス側に奪われます。

24秒以内に放ったシュートがリム(リング)に当たって生じたリバウンドをオフェンス側が取った場合は、ショットクロックは14秒から再スタートされます。

ショットクロックぎりぎりのシュートは、オフェンスのプレーヤーもあせっているので、難しいシュートになりやすいです。

最低限知っておきたいディフェンスのルール2つ

バスケットボールのディフェンスにおいて最低限理解しておくべき重要なルールを以下のように2つピックアップしました。

  1. ブロッキング
  2. 手をたたく(スティールやブロックの失敗時)
  3. ゴールテンディング

これ以外にもいろいろなファールはありますが、ホールディング(相手を両手で抱きしめて動けなくする)とか、肘で顔を打ってはいけないとか、常識的に考えて駄目なことは省きました。

1. ブロッキング

バスケのブロッキング
ブロッキングファウルは、ディフェンス側のプレーヤーが正しいディフェンスの位置を取らずに、攻撃側のプレーヤーに接触して進路を遮る行為です。

体の接触がイコールでファウルではありません。

「正しいディフェンスの位置」というのがポイントで、ディフェンスが体の正面でオフェンスを捉えている場合にはファウルの笛はなりません。

2. 相手の手をたたく(スティールやブロックの失敗時)

バスケのスティール失敗
「手をたたく」とは、スティールやブロックを試みる際に、相手プレーヤーの手や腕をたたいてしまう場合です。

相手が持っているボールをたたき落とすのはOKですが、手に当たったらアウトです。

3.ゴールテンディング

ゴールテンディング

ゴールテンディングは、攻撃側のシュートが放たれた後、リングに向かって下降しているボールを防御側の選手がブロックする行為を指します。

ゴールテンディングが認定された場合、シュートは成功したと見なされ、シュートが2ポイントまたは3ポイントの場所から放たれた場合、それに応じたポイントが攻撃側に与えられます。

このルールがないと、大きなディフェンスの選手がジャンプしてリングを塞いでしまえるので、ゲームを公平にするためには非常に基本的なルールです。

ファウルとバイオレーションの違いを知る

バスケットボールにおける違反にはバイオレーションとファウルの2種類があります。
一言で言うと、バイオレーションはルール違反、ファウルは違法な接触に関する違反で、ファウルの方がペナルティが重くなります。

バイオレーション(Violation)とは

バイオレーションは、プレーヤーがルールに違反した場合に発生しますが、故意ではないことが多いです。
具体的なバイオレーションには、トラベリング(歩行)、ダブルドリブル(2回のドリブル)、3秒ルール(オフェンスプレーヤーがペイントエリア内で3秒以上滞在)などがあります。
バイオレーションは、反則ではなく、通常はプレーが停止し、相手チームにボールが与えられます。

ファウル(Foul)とは

ファウルは、プレーヤーが故意または過失で相手に違法な接触を行った場合に発生します。
具体的なファウルには、プッシング、ホールディング、チャージ、ブロック、スラップなどがあります。
ファウルは、反則として罰せられ、相手チームにフリースローやボールのポジションを与えることがあります。
一定数のファウル(通常は個人ファウルが5つ)を犯すと、プレーヤーは退場となります。

ファウルを繰り返すことによるペナルティ

バスケットボールのFIBAルール(部活やBリーグ、日本代表の試合)では5回、NBAルールでは6回の個人のファウルを犯すと、ペナルティが課されます。一般的なルールは以下の通りです。

  • 5個(NBAは6回)の個人ファウルを犯すと、そのプレーヤーは試合から退場となります。
  • チーム全体が一定数のファウル(チームファウル)を犯すと、相手チームにフリースローのチャンスが与えられます。

団体によるルールの違い

バスケットボールのルールは、運営する団体によって微妙に異なります。主にNBA(アメリカのプロリーグ)とFIBA(国際バスケットボール連盟)のルールが広く知られています。

NBAでは、試合は4クオーター、各12分で行われ、特有の戦術やルールが設けられています。例えば、ディフェンス時の3秒ルールやタイムアウトの取り方がFIBAと異なります。

一方、FIBAのルールは、日本の学校の部活動やワールドカップ、オリンピックなどの国際大会で採用されています。FIBAの試合は4クオーター、各10分で進行し、より国際的な基準で統一されています。

このように、団体によってルールには差異があり、それぞれのリーグや大会の特性が反映されています。

(とはいえ、NBAもFIBAもほとんど同じルールなので、たまに違う事があるとだけ知っておけばOKです。)

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