バスケのホッケーアシスト(セカンダリアシスト)とは? | B.FAN
PR

バスケのホッケーアシスト(セカンダリアシスト)とは?

ホッケーアシストとは? 用語解説

バスケットボールの試合を見ていると、得点やリバウンド数という目立ったスタッツが注目されがちですが、実はその背後にはもっと繊細で戦略的なプレーが隠されています。
その一つが「ホッケーアシスト(または、セカンダリアシスト)」という、少し目立たないが非常に重要な役割を果たすパスです。

この用語は、アイスホッケーの影響を受けており、バスケットボールにおいても同様に重要な戦略として位置づけられています。

バスケにおけるホッケーアシストとは?

バスケットボールにおける「ホッケーアシスト」とは、得点に直接つながるアシストを支えるパス、つまり得点の「アシストのアシスト」を指します。
(セカンダリアシスト・2次アシスト・ホッケーパスとも)

この用語はアイスホッケーから由来しており、アイスホッケーでは得点につながる二つ前のパスもアシストとしてカウントされるためです。

バスケットボールでは、このようなプレーは公式な統計としてはカウントされませんが、プレイの質やチームワークを示す重要な指標となっています。プレーヤーが守備を引きつけて他の選手がスコアを挙げやすい状況を作ることが、このホッケーアシストの目的です。

参考動画


ドリブルを突く白9番の選手(トニーパーカー)がゴール下に鋭いパスを供給することによって、ゴール下の選手がアシストパスを出すことが出来ました。
この最初のパスこそがホッケーパスです。

バスケットIQに優れたガードの選手は、パスを出した後もイメージして、チームメイトを導いているのかもしれませんね。

ホッケーアシストの多い選手を探すには?

NBAのイメージ画像
NBAのホッケーアシストのスタッツを探すには、NBAの公式サイトやアプリを利用するのが一番です。
NBA公式スタッツページでは、選手やチームごとの詳細なパスの統計を分析することが可能です。

興味があれば、以下のサイトを直接訪れて、必要な情報を検索してみてください。

NBA Adbanced Stats

NBAアシストのスタッツページ
URL:https://www.nba.com/stats/players/passing?dir=D&sort=SECONDARY_AST

ホッケーアシスト スタッツの調べ方

ホッケーアシスト数のスタッツを調べるには上記のサイトにアクセスして、「SECONDARY AST」の欄を注目してみましょう。
(ちなみにBリーグ公式サイトではホッケーアシストのスタッツは公開されていませんでした。)

ホッケーアシストの調べ方
「SECONDARY AST」欄をタップすると、多い順、少ない順に並べ替え出来るので試してみてください。

ついでに、NBAでホッケーアシストが多い選手をランキング形式でまとめましたので、以下も参考にしてみてくださいね。

NBA(2023-2024)でホッケーアシストが多い選手トップ10

順位 選手名(チーム) ホッケーアシスト平均 アシスト平均
1 ルカ・ドンチッチ (ダラス・マーベリックス) 1.7 9.0
2 レブロン・ジェームズ (ロサンゼルス・レイカーズ) 1.6 8.8
3 アンソニー・エドワーズ (ミネソタ・ティンバーウルブズ) 1.4 6.0
3 オースティン・リーブス (ロサンゼルス・レイカーズ) 1.4 3.6
5 デイミアン・リラード (ミルウォーキー・バックス) 1.3 5.0
6 タイラー・ヒーロー (マイアミ・ヒート) 1.2 5.4
6 タイリース・ハリバートン (インディアナ・ペイサーズ) 1.2 8.2
8 ジャマール・マレー (デンバー・ナゲッツ) 1.1 5.9
8 ジェイソン・テイタム (ボストン・セルティックス) 1.1 5.8
8 ドリュー・ホリデー (ボストン・セルティックス) 1.1 4.1
参考情報として、1試合当たりのホッケーアシスト(セカンダリアシスト)平均と、1試合当たりの通常のアシストの平均を並べてみました。
ランキング上位を良く分析すると、通常アシスト数が比較的少ないオースティン・リーブスのホッケーアシスト数が上位に食い込んでいるのが興味深いですね。

「先の先まで考えてパスを出している??」・「結局みんな最後はチームメイトで王様のレブロンにパスを出しちゃうから??」など色々な事が考えられそうです。

 


さいごに まとめ
記事を最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。
ホッケーアシストの重要性とその戦略的な側面について、少しでも新しい発見や理解の助けとなれば幸いです。

もし記事の内容に誤りを見つけたり、感想やさらなる質問があれば、ぜひコメント欄でお知らせください。

皆様のフィードバックを心からお待ちしております。これからもバスケットボールの奥深い世界を一緒に探求していきましょう。それでは、また次の記事でお会いしましょう!

created by Rinker
佐々木クリス(著) インプレス
¥2,090 2024/07/03 19:25:47

現代バスケにおいて「3ポイントショットの数が爆発的に増えた理由」・「リバウンドを制する者はゲームを制するのか?」・「先に110得点獲得したチームが勝つ?」など、バスケットボールアナリストの佐々木クリス氏が 専門家の視点で現代バスケを大解剖!

明日誰かに語りたくなるバスケのトリビアが盛りだくさん!ぜひ最新のバスケの常識を取り入れて、バスケ通の仲間入りを果たしましょう!

\今ならKindle読み放題でも取扱い中!/

↓通販・立ち読みはこちら↓


用語解説
あなたのシェアがバスケの盛り上がりに貢献します!

コメントはお気軽に ご意見やご感想、ご質問などはこちらへお寄せください。

タイトルとURLをコピーしました