この記事では、現在NBAで活躍中の日本人選手、過去に所属した選手、そしてこれから活躍が期待される若手選手について、プロフィールや動画をまとめました。
「バスケットボールを観てみたいけれど、誰に注目したらいいのかわからない!」という方も、各選手の魅力を知り、ぜひバスケ楽しむきっかけにしてください!
【2024】現在NBAに所属している日本人選手
今NBAに所属している日本人選手は八村塁選手です。
以下に八村選手のプロフィールなどまとめましたのでご覧ください。
八村塁
氏名 | 八村 塁(Rui Hachimura) | 身長 | 2m3cm | ポジション | パワーフォワード |
---|---|
所属期間 | 2019~ |
契約チーム | ワシントン・ウィザーズ⇒ロサンゼルス・レイカーズ |
プレイスタイル | パワー・フィジカルを活かしたゴール下や、3pを含む正確なジャンプシュートなど |
キャリアハイ成績 | 36得点 |
八村塁は、日本バスケットボール界の誇りであり、ロサンゼルス・レイカーズに所属するスター選手です。1998年に富山県で生まれた彼は、高校時代から頭角を現し、アメリカのゴンザガ大学でさらなる成長を遂げました。2019年、NBAドラフトで全体9位という高順位でワシントン・ウィザーズに指名され、日本人として初の快挙を達成しました。彼の強力なディフェンスと多彩なスコアリング能力は、試合で大きなインパクトを与えています。東京オリンピックでも日本代表としてプレーし、チームを牽引しました。パリオリンピックへの出場はまだ未定ですが、さらなる活躍が期待されています。八村塁はNBAの名門チーム「レイカーズ」でも主力の一人として数えられ、チームから大きな信頼を得ています。
過去にNBA(Gリーグ)に所属していた日本人選手
過去にNBAに所属していた日本人選手は、彼らの挑戦と成功で日本のバスケットボール界に大きな影響を与えました。
ここでいうNBA所属はGリーグ(NBAの下部リーグ)・WNBA(米女子プロリーグ)との契約も含みます。
渡邊 雄太(Yuta Watanabe)
氏名 | 渡邊 雄太 | 身長 | 2m6cm | ポジション | パワーフォワード |
---|---|
契約チーム | メンフィス・グリズリーズ⇒トロント・ラプターズ⇒ブルックリン・ネッツ⇒フェニックス・サンズ⇒メンフィス・グリズリーズ |
プレイスタイル | 優れたディフェンダーと3ポイントシューター |
キャリアハイ成績 | 26得点、13リバウンド |
渡邊雄太は香川県出身で、尽誠学園中学校でバスケットボールを始めました。高校は尽誠学園高等学校に進学し、全国大会での活躍が評価されました。
卒業後、アメリカのジョージ・ワシントン大学に進学し、4年間のキャリアでその多才なプレイスタイルとディフェンス力で注目されました。
2018年にメンフィス・グリズリーズと2ウェイ契約を結び、NBAキャリアをスタート。
グリズリーズでのプレーを経て、2020年にはトロント・ラプターズに移籍。
ラプターズではディフェンス力と3ポイントシュートでチームに貢献しました。
翌年2021年にはブルックリン・ネッツに加入し、さらにプレーの幅を広げました。
彼の努力と成長は、日本バスケットボール界に大きな影響を与えています。
馬場 雄大(Yudai Baba)
氏名 | 馬場 雄大(Yudai Baba) |
---|---|
身長 | 1m98cm | ポジション | スモールフォワード |
所属期間 | 2019 |
契約チーム | テキサス・レジェンズ(Gリーグ) |
プレイスタイル | アスレチックなウィング、強力なディフェンダーとドライブ力 |
キャリアハイ成績 | 26得点(Gリーグ) |
馬場雄大は、富山県出身のプロバスケットボール選手で、アスレチックなウィングとして知られています。中学時代は地元のクラブチームで活躍し、高校は富山第一高校に進学しました。大学は筑波大学に通い、日本の大学バスケットボール界で注目されました。2019年にダラス・マーベリックスのサマーリーグに参加し、その後Gリーグのテキサス・レジェンズに所属しました。強力なディフェンスとドライブ力が特徴です。
田臥 勇太(Yuta Tabuse)
氏名 | 田臥 勇太(Yuta Tabuse) |
---|---|
身長 | 1m75cm | ポジション | ポイントガード |
所属期間 | 2004 |
契約チーム | フェニックス・サンズ |
プレイスタイル | クイックなガード、優れたパス能力 |
キャリアハイ成績 | 7得点 |
田臥勇太は、神奈川県出身のプロバスケットボール選手で、NBAに所属した初の日本人選手として知られています。彼は川崎市立西中学校でバスケットボールを始め、能代工業高校で全国大会優勝に貢献しました。その後、ブリガムヤング大学ハワイ校に進学し、アメリカの大学バスケットボールで経験を積みました。2004年、フェニックス・サンズと契約し、NBAデビューを果たしました。田臥のスピードとパス能力は高く評価され、日本バスケットボール界に大きな影響を与えました。
町田瑠唯(WNBA)
氏名 | 町田 瑠唯(Rui Machida) |
---|---|
身長 | 1m62cm |
ポジション | ポイントガード |
所属期間 | 2022 |
契約チーム | ワシントン・ミスティクス(WNBA) |
プレイスタイル | スピードと視野の広さ、優れたパス能力 |
キャリアハイ成績 | WNBAでの初年度で平均7アシスト |
NBA入りが期待されている若手選手
日本のバスケットボール界から次世代のスターが誕生しようとしています。
以下は、NBA入りが期待される注目の若手選手たちです。
富永 啓生(Keisei Tominaga)
氏名 | 富永 啓生(Keisei Tominaga) |
---|---|
身長 | 1m88cm |
ポジション | シューティングガード |
生年月日 | 2001年2月1日 |
富永啓生は、アメリカのネブラスカ大学で活躍するシューティングガードです。日本代表でもプレーする彼は、その高精度な3ポイントシュートで知られています。ディフェンスを引きつけるオフ・ボールの動きとシュート力が特徴で、大学バスケットボール界で注目されています。富永の得点能力とゲームへの影響力は、将来のNBA入りを大いに期待させるものです。
河村 祐樹(Yuki Kawamura)
氏名 | 河村 祐樹(Yuki Kawamura) |
---|---|
身長 | 1m72cm |
ポジション | ポイントガード |
生年月日 | 2001年5月2日 |
河村祐樹は、横浜ビー・コルセアーズに所属するポイントガードで、彼のクイックネスと卓越したプレイメイキング能力が高く評価されています。高校時代から日本バスケットボール界で注目されており、その視野の広さとアシスト能力は、NBAスカウトたちの関心を集めています。河村のバスケットボールIQとリーダーシップは、将来のNBAプレイヤーとしてのポテンシャルを示しています。
須藤 タイレル 拓(Taku Youngblood)
氏名 | 須藤 タイレル 拓(Tyrell Sato) |
---|---|
身長 | 1m95cm |
ポジション | ガード/スモールフォワード |
生年月日 | 2001年4月6日 |
須藤タイレル拓は、アメリカの大学でプレーしている有望なSG / SF。日本とアメリカのバスケットボール文化を融合させた彼のプレイスタイルは、アスレチックで力強く、得点力に優れています。リバウンドやディフェンス面でも貢献度が高く、将来の成長が大いに期待されています。彼の身体能力と技術は、将来NBAで活躍する選手として注目されています。
岡田 大河(Taiga Okada)
氏名 | 岡田 大河(Taiga Okada) |
---|---|
身長 | 1m75cm |
ポジション | ポイントガード |
生年月日 | 2004年5月23日 |
岡田大河は静岡県出身で、現在フランスのAS Monaco Basket U21に所属している日本人選手。
2021年10月にスペインプロリーグ(EBA)に日本人最年少でプロデビューし、BWBアジアTOP10やBWBグローバル選出など、多くの実績を積み上げています。
さらに、2023年のFIBA U19バスケットボールワールドカップでは日本代表をベスト8に導きました。
川島 悠翔(Yuto Kawashima)
氏名 | 川島 悠翔(Yuto Kawashima) |
---|---|
身長 | 2m01cm |
ポジション | パワーフォワード |
生年月日 | 2005年5月27日 |
川島悠翔(かわしま ゆうと、2005年5月27日 – )は、群馬県出身のバスケットボール選手で、ポジションはパワーフォワードです。福岡大学附属大濠高等学校では1年時から主力として活躍し、2021年のウインターカップで優勝に貢献し、大会ベストファイブに選出されました。
2年時のウインターカップでは準々決勝で敗退し、連覇を逃しましたが、2023年3月に大濠を中退し、オーストラリアのNBAグローバルアカデミーへ加入することを発表しました。
選手以外でNBAで活躍する日本人
【コーチ】吉本 泰輔(Daisuke Yoshimoto)
氏名 | 吉本 泰輔(Yasuke Yoshimoto) |
---|---|
契約チーム | ニューヨーク・ニックス |
役割 | アシスタントコーチ |
生年月日 | 1981年5月23日 |
吉本泰輔は、日本のバスケットボールコーチであり、NBAで活躍する日本人コーチの先駆けです。
2011年10月シカゴ・ブルズで日本人として初となるアシスタントビデオコーディネイターに就任しました。
その後順調にキャリアを築き2022年からはニューヨーク・ニックスのアシスタントコーチに就任。
現在は同チームのアシスタントコーチ兼分析・選手育成コーチに昇進しています。
【ダンサー】小笠原礼子(Reiko Ogasawara)
氏名 | 小笠原 礼子(Reiko Ogasawara) |
---|---|
出身地 | 青森県南津軽郡藤崎町 |
生年月日 | 未公開 |
職業 | 元NBAダンサー、チアリーダー |
小笠原礼子さんはアメリカで二度の「日本初」を成し遂げた元NBAダンサーです。
彼女は、2020-2021年に「デトロイト・ピストンズ」と2022年に「ユタ・ジャズ」のチームで、それぞれ日本人初、かつ最年長のNBAダンサーとして活動しました。
【ダンサー】大西 真菜美(Manami Onishi)
氏名 | 大西 真菜美(Manami Onishi) |
---|---|
出身地 | 未公開 |
生年月日 | 未公開 |
職業 | NBAダンサー、チアリーダー |
大西真菜美は、アメリカのアトランタ・ホークスのNBAダンサーとして活躍する日本人チアリーダーです。高校からチアリーディングを始め、キャプテンとして活躍。2017年にはチアリーディング日本代表に選出され、世界大会で優勝を果たしました。大学卒業後は仕事とチアの活動を両立させ、2019年にはガンバ大阪のチアダンスチーム、2020年から2021年には滋賀レイクスターズのレイクスチアリーダーズに所属。2021年からアトランタ・ホークスのダンサーとして活動しています。
コメントはお気軽に ご意見やご感想、ご質問などはこちらへお寄せください。
吉本泰輔さんの生年月日は1981年5月23日ではありませんか?また、吉本さんがNBA入りを果たしたのは2011年10月のシカゴブルズだとWikipediaに記載されています。NBAでのキャリアは10年以上かと。吉本さんを長らく応援しておりますので余計なことかと思いましたがコメントさせていただきました。
LR様
ご指摘くださり誠に有難うございます。
該当の箇所を修正させていただきました。
コーチ職で契約されたところを起点に記載させていただいておりましたが、確かにNBA入りという点では2011年のシカゴブルズからですね。
こちらの誤りです、恐れ入ります。