2025年のNBAドラフトは、将来のスター候補が揃う注目のイベント。高校から大学、そして海外組まで、次世代を担う若手たちが評価されています。中でも1位指名が濃厚とされるクーパー・フラッグを筆頭に、今年は「育成型タレント」の豊作年。この記事では、ドラフト開催日や1巡目の指名順、注目選手のハイライト、主要メディアによる予測、そして独自のモックドラフトTOP30までを網羅します。
2025年NBAドラフトはいつ?
2025年NBAドラフトは、2025年6月25日(水)と26日(木)の2日間にわたって開催される予定です。1巡目の指名は初日に行われ、注目のトッププロスペクトたちの名前が次々に読み上げられる“運命の夜”となります。
2025年NBAドラフトの指名権一覧(1巡目)
以下は、2025年NBAドラフトにおける1巡目の指名権を保有するチームの一覧です(指名順):
- ダラス・マーベリックス
- サンアントニオ・スパーズ
- ニューオーリンズ・ペリカンズ
- シャーロット・ホーネッツ
- ユタ・ジャズ
- ワシントン・ウィザーズ
- フィラデルフィア・76ers
- ブルックリン・ネッツ
- トロント・ラプターズ
- ヒューストン・ロケッツ(PHX経由)
- ポートランド・トレイルブレイザーズ
- シカゴ・ブルズ
- アトランタ・ホークス
- サンアントニオ・スパーズ(ATL経由)
- オクラホマシティ・サンダー(マイアミ経由)
- オーランド・マジック
- ミネソタ・ティンバーウルブズ(デトロイト経由)
- ワシントン・ウィザーズ(メンフィス経由)
- ブルックリン・ネッツ(ミルウォーキー経由)
- マイアミ・ヒート(ゴールデンステート経由)
- ユタ・ジャズ(ミネソタ経由)
- アトランタ・ホークス(レイカーズ経由)
- インディアナ・ペイサーズ
- オクラホマシティ・サンダー(LAクリッパーズ経由)
- オーランド・マジック(デンバー経由)
- ブルックリン・ネッツ(ニューヨーク経由)
- ブルックリン・ネッツ(ヒューストン経由)
- ボストン・セルティックス
- フェニックス・サンズ(クリーブランド経由)
- LAクリッパーズ(オクラホマシティ経由)
上位3チーム(マーベリックス、スパーズ、ペリカンズ)は、それぞれフランチャイズの未来を左右する重要な選択を迫られます。特に注目されるのは、1位指名で予想されるクーパー・フラッグがどのチームに選ばれるのかという点です。
米主要メディアの2025年NBAモックドラフトTOP3:主要メディア別トップ3と独自TOP15予測
2025年NBAドラフトは、6月25日・26日に開催予定。若くて伸びしろのある才能が揃う一方、即戦力よりも育成型選手が目立つとされています。ここでは、代表的な英語圏メディア5社のモックドラフトを比較し、独自に集約・分析したトップ15を紹介します。
代表的な英語圏メディアのモックドラフトTOP3
メディア | 1位指名 | 2位指名 | 3位指名 |
---|---|---|---|
ESPN(推察) | クーパー・フラッグ | ディラン・ハーパー | エース・ベイリー |
CBS Sports | クーパー・フラッグ | ディラン・ハーパー | トレ・ジョンソン |
Bleacher Report(推察) | クーパー・フラッグ | ディラン・ハーパー | エース・ベイリー |
The Ringer(推察) | クーパー・フラッグ | ディラン・ハーパー | エース・ベイリー |
HoopsHype(集計) | クーパー・フラッグ | ディラン・ハーパー | エース・ベイリー |
全メディア共通で1位指名はクーパー・フラッグ、2位はディラン・ハーパーという強いコンセンサスがあります。3位にはエース・ベイリーが最も多く挙げられていますが、CBS Sportsではトレ・ジョンソンを選出しており、多少のバラつきが見られます。
クーパー・フラッグのハイライト
203cmのサイズと213cmのウィングスパンを活かした万能フォワード。突出した守備センスに加え、攻撃ではトランジションやパスでも存在感を放つ。
ディラン・ハーパーのハイライト
198cmの大型PGで、バスケットボールIQと緩急あるプレーが武器。得点とプレーメイクを両立する攻撃の司令塔として即戦力候補。
エース・ベイリーのハイライト
201cmのサイズと213cmの長さを持つスコアリングウィング。柔らかなシュートと跳躍力を兼ね備え、守備でも高い潜在力を示す。
トレ・ジョンソンのハイライト
196cmのスリムなSGで、このクラス屈指のショットメイカー。ドリブルからのジャンプシュートに優れ、得点力で目立つ存在。
2025年NBAモックドラフトTOP30
この独自モックドラフトは、複数のメディアの情報を集約しつつ、選手の能力や各チームのニーズを考慮して構成されています。2025年のドラフトは、特にトップ2とそれ以降で評価の差が大きく、チームごとの戦略がドラフトの行方を大きく左右する年になりそうです。
順位 | 選手名 | ポジション | 所属 | 予想チーム | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
1 | クーパー・フラッグ | SF/PF | デューク大 | マーベリックス | 攻守万能、最年少ながら完成度抜群 |
2 | ディラン・ハーパー | PG | ラトガース大 | スパーズ | IQ高く司令塔タイプ |
3 | エース・ベイリー | SF | ラトガース大 | 76ers | 3&Dウィング、省エネ得点力 |
4 | VJ・エッジコム | SG | ベイラー大 | ホーネッツ | 守備と運動能力に秀でた好ガード |
5 | トレ・ジョンソン | SG/SF | テキサス大 | ジャズ | 純粋なスコアラー |
6 | ジェレマイア・フィアーズ | PG | オクラホマ大 | ウィザーズ | スピード変化+高い将来性 |
7 | コン・ヌエッペル | SF | デューク大 | ペリカンズ | シューター&即戦力 |
8 | カマン・マルアック | C | デューク大 | ネッツ | リム守備&スイッチ対応力 |
9 | デリック・クイーン | C | メリーランド大 | ラプターズ | インサイド戦術・技術熟練 |
10 | カスパラス・ヤクシオニス | G | イリノイ大 | ロケッツ | 創造的パス&3P挑戦中 |
11 | リアム・マクニーリー | SF | コネチカット大 | ホークス | 大型ウィング、サイズとシュート力 |
12 | カーター・ブライアント | PF | アリゾナ大 | ブルズ | 3&D型PFとしてローテに即対応 |
13 | ノア・エッセング | F/C | ウルム(独) | ホークス | 長身+守備力優秀 |
14 | セドリック・カワード | PF/C | ワシントン州立大 | サンダー | 大柄でリム守備に秀でる |
15 | ウォルター・クレイトンJr | G | 未定 | ネッツ | シュート力と状況判断力 |
16 | エゴール・デミン | G | BYU | サンダー | 大型PG、パス重視 |
17 | ウィル・ライリー | G | イリノイ大 | マジック | アイソレーションと得点力 |
18 | ジョアン・ベリンガー | C | KK Cedevita | ネッツ | モビリティの高いフレンチセンター |
19 | カム・ジョーンズ | G | マーケット大 | ネッツ | シューティング拡張+パス力 |
20 | ノラン・トラオレ | G | サンカンタン(仏) | クリッパーズ | 大会MVP、欧州の注目株 |
21 | アサ・ニューウェル | F | ジョージア大 | セルティックス | 高身長フォワード |
22 | マキシム・レノー | C | スタンフォード大 | セルティックス | 技術とサイズを両立 |
23 | ライアン・カルクブレナー | C | クレイトン大 | ペイサーズ | 守備力に優れるセンター |
24 | アレックス・コンドン | C | フロリダ大 | ティンバーウルブズ | インサイドに強み |
25 | ドレイク・パウエル | G | UNC | ホーネッツ | 得点力と大学での実績 |
26 | ブギー・フランド | PG | アーカンソー大 | サンダー | 体格を活かした展開力 |
27 | タハード・ペティフォード | G | オーバーン大 | ラプターズ | 複合スキルのG |
28 | アレックス・トゥーヒー | SF/PF | シドニー(豪) | ウィザーズ | 豪州の大型フォワード |
29 | ジョン・トンジェ | SF | ウィスコンシン大 | バックス | 3&Dスタイル |
30 | ロッコ・ジカースキー | C | ブリスベン(豪) | グリズリーズ | リムプロ特化型 |
まとめ:2025年NBAドラフトの見どころ
2025年NBAドラフトは、未来のスター候補が多数揃う育成型ドラフト。特に注目されるのは、1位指名最有力のクーパー・フラッグや、左利きの天才PGディラン・ハーパーといったトップタレントたちです。また、上位3チームの指名権保有チーム(マーベリックス、スパーズ、ペリカンズ)による戦略次第で全体の流れが大きく変わる可能性も。NBAファンならずとも、バスケの未来を占う重要な夜に注目です。
◆過去のモックドラフト
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