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NBAのエグジビット10契約とは?条項や給与など詳しく解説

NBAのエグジビット10契約とは? 用語解説
この記事のポイント

  • エグジビット10契約は、NBAチームに入るための「トライアウト(テスト生)」契約。
  • 給料の保証はないが、キャンプでアピールすれば本契約への道が開ける。
  • ドラフトで選ばれなかった若手選手にとって、NBA入りの最大のチャンス!

エグジビット10(Exhibit 10)契約は、NBAでのキャリアをスタートさせたい若手選手にとって「運命の分かれ道」とも言える重要な契約です。チームにとっても選手にとっても柔軟性があり、特にドラフト指名から漏れた選手がNBAのコートに立つための有力な選択肢となっています。

当ページでは、この「エグジビット10契約」の仕組みについて、バスケ初心者の方にもわかりやすく解説します!

NBAのエグジビット10契約とは?

エグジビット10契約とは? 分かりやすくまとめました。

NBAのエグジビット10契約とはひとことで言うと、「NBAチームのテスト生になれる無保証の契約」です。

シーズン開幕前のトレーニングキャンプに参加し、そこで実力を証明するためのトライアウト(テスト)の機会となります。

チームは開幕前に、この契約を以下のいずれかに変更(または破棄)します。

  • Two-Way契約(NBAと、その下部リーグである「Gリーグ」の両方でプレーできる契約)にランクアップさせる
  • 本契約(通常のNBA選手契約)にランクアップさせる
  • 契約を解除(解雇)する

もし契約が解除されてしまった場合、そのシーズンの年俸は全額もらえません。非常にシビアな世界ですが、選手にとっては千載一遇のチャンスでもあります。

にっこり顔のバスケ選手

つまり、ドラフトにかからなかった選手がNBAに入るための「狭き門」に一歩踏み入れたと言ってもいいでしょう!

トップ選手と練習できる!トレーニングキャンプへの参加

エグジビット10契約を結ぶと、NBAチームのトレーニングキャンプに参加できます。

NBAの超一流選手やトップクラスのコーチ陣と一緒に練習できる経験は、若手選手にとってお金には代えられないほど貴重なものです。ここで首脳陣に強烈なアピールができれば、一気にNBAデビューが近づきます。

エグジビット10契約の給料事情

「NBAチームと契約したなら、1年分の給料がもらえるんでしょ?」と思うかもしれませんが、実は違います。

エグジビット10契約は通常、「ノンギャランティー(無保証)契約」と呼ばれるものです。これは、開幕ロスター(ベンチ入りメンバー)に残れず途中で解雇された場合、残りの期間の給料は支払われないという厳しいルールです。

給料計算の具体的な仕組み

  • 日割りでお給料が発生:
    チームに在籍していた日数分だけ、最低年俸を日割り計算した額が支払われます。
    (例:2023-24シーズンの新人最低年俸は約111万ドル。これを365日で割ると1日あたり約3,067ドル。もしチームに60日間残れれば、3,067ドル×60日=約18万ドルが支払われます。)
  • Gリーグでのボーナス制度:
    もしNBAチームから解雇されてしまっても、そのチームの傘下にあるGリーグチームで60日間プレーを続ければ、$5,000から最大$50,000(約75万円〜750万円)の特別ボーナスがもらえます。
  • Two-Way契約への切り替え:
    首脳陣から高い評価を受ければ、シーズン開始前に「Two-Way契約(NBAとGリーグを行き来できる契約)」にレベルアップしてもらえることもあります。

参考ページ:sportskeedaHOOPS RUMORSHOOPS RUMORS

エグジビット10契約から這い上がったスター選手たち

エグジビット10という「テスト生」の立場から見事にアピールを成功させ、Two-Way契約やNBAの本契約を勝ち取った選手もたくさんいます!彼らはトレーニングキャンプやプレシーズンで死に物狂いで結果を出し、這い上がってきました。

以下は、エグジビット10契約から昇格し、大活躍している(または現在進行形で挑戦している)注目選手たちです。

  • 河村勇輝:

    2024年にメンフィス・グリズリーズとエグジビット10契約を結び、プレシーズンマッチでの見事なアシストや活躍が評価され、開幕直前にTwo-Way契約を勝ち取りました。小柄な体格を補って余りあるスピードとバスケIQでNBAの舞台へ這い上がった、まさに日本中が注目する選手です。

  • ダンカン・ロビンソン (マイアミ・ヒート):

    エグジビット10契約からTwo-Way契約へ昇格。その後、特大の3ポイントシュートを武器に本契約を勝ち取り、ヒートに欠かせない最強のシューターに成長しました。

  • ルー・ドート (オクラホマシティ・サンダー):

    ドラフト外からエグジビット10契約を結び、最終的に本契約へ。今では相手チームのエースを封じ込める、NBA屈指の強力なディフェンダーとして大活躍しています。

  • アレックス・カルーソ:

    レイカーズ時代にエグジビット10契約を結び、Two-Way契約を経て本契約を獲得。ガッツあふれるプレーでファンを魅了し、2020年にはNBAチャンピオンにも輝きました。

  • クリス・ブーシェ (トロント・ラプターズ):

    エグジビット10契約を経て本契約に昇格し、長い手足を活かしたブロックとシュートで、ラプターズの中心選手の一人となりました。

  • 渡邊雄太:

    日本が誇る渡邊選手も、ブルックリン・ネッツ時代などにこのエグジビット10契約からスタート。持ち前のハードワークとディフェンス、高確率の3ポイントで本契約を勝ち取り、スター選手たちと共にプレーしました。

大満足のバスケ選手

河村選手に続け!がんばれ富永選手!

 


まとめ

  • エグジビット10契約は、NBAを目指す若手選手やドラフト外選手のための「登竜門」。
  • 給料は日割り計算で無保証という厳しい条件だが、Gリーグでプレーすれば特別ボーナスがもらえる。
  • キャンプで実力を証明すれば、Two-Way契約や本契約へステップアップできる大きなチャンスがある!

ご覧いただきありがとうございました。エグジビット10契約についての情報が、NBAに興味を持つ皆様にとって少しでも役立てば嬉しいです。
今後もバスケットボールの魅力を広めるために、さまざまな情報を提供してまいります。ご質問やご意見がございましたら、ぜひコメント欄にお寄せください!

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