バスケットボールにおける「インテグリティ」とは、競技の公正さや誠実さを守るための重要な価値観です。
JBA(日本バスケットボール協会)は「クリーン・バスケットボール、クリーン・ザ・ゲーム」という取り組みを通じて、暴力・暴言やハラスメントを排除し、誰もが安全で健全な環境でプレーできることを目指しています。
本記事では、JBAのガイドラインを参照しながら、以下のポイントについて詳しく解説します。
- インテグリティの具体的な意味や必要性
- プレイヤーや指導者、保護者に求められる行動例
- インテグリティ講習会の受講について
バスケのインテグリティとは?

バスケットボールにおける「インテグリティ」とは、公正さ、誠実さ、そして他者への尊重を持って競技や指導に取り組むことを指します。
日本バスケットボール協会(JBA)は、「クリーン・バスケットボール、クリーン・ザ・ゲーム」の取り組みを通じて、すべての関係者が安心してスポーツを楽しめる環境作りを推進しています。

「他者への尊重」の対象には、もちろん子どもも含まれます。子どもの意見や自主性を育むことも、U12年代のインテグリティの重要な骨子のひとつです。
なぜインテグリティが必要なのか?
スポーツの場において誠実さを持ち、公平で正直な行動をとる「インテグリティの精神」は、スポーツの信頼性を保つために欠かせません。
スポーツは単なる競技ではなく、教育的な役割を担い、選手たちの人間性の成長に寄与します。不正やハラスメントが横行すると、スポーツへの信頼が損なわれるだけでなく、子どもたちが成長する大切な場が失われてしまいます。
JBAのガイドラインでも、ルールの遵守、公平な審判の尊重、対戦相手やチームメイトへのリスペクトが強く奨励されています。
バスケにおけるインテグリティの例
インテグリティの具体的な実践として、以下のような行動が挙げられます。選手だけでなく、コーチや関わるすべての人がスポーツマンシップを持ち、競技の品位を守ることが求められます。
- フェアプレーの実践: ルールを守り、公平なプレーを心がける。
- 故意のルール違反を避ける: 試合中、意図的な不正行為を行わない。
- 審判の尊重: 判定に対して過度に抗議したり、不満を態度で表したりしない。
- 公正な指導: コーチが選手に不正を促さず、ルールに従ったプレーを指導する。
- 品位の保持: 相手チームや関係者へのリスペクトを忘れず、品位ある行動をとる。
ミニバス指導におけるインテグリティ
U12(ミニバス)世代の指導では、公正さと誠実さを持って子どもたちに接することが特に重要です。
- フェアプレーの精神を教える
- 指導者自身がルールを守る姿勢を示す
- すべての子どもに対して、平等かつ尊重のある指導を行う

インテグリティは、子どもたちの心身の成長を支え、健全な競技環境を作り出すための土台となります。
保護者が順守すべきインテグリティ
保護者に求められるのは、子どもたちが安全かつ健全にスポーツを楽しめる環境をサポートすることです。具体的には、以下の行動が推奨されます。
- フェアプレーの尊重: 子どもたちに公平なプレーを促し、相手チームや審判にも敬意を示すよう導く。
- 積極的なサポート: ポジティブな応援や声かけを通じて、選手たちの自信と成長を支える。(過度なプレッシャーをかける言動は避ける)
- ルールの遵守: 試合や練習のルールを守り、コーチや大会運営の指示に従うことで円滑な運営に協力する。
以下の画像は、JBAユース育成部会によるU12ブロックインテグリティ講習の資料です。アメリカの事例を参考に、保護者のあるべき姿が示されています。


◆参考書籍
保護者がインテグリティを実践することは、子どもたちの豊かなスポーツ経験を守る上で非常に大きな役割を果たします。
【無料PDF】インテグリティ啓蒙用ポスター
当サイトオリジナルでミニバス環境でのインテグリティを啓蒙するポスターを制作しました。
どなたでも自由にダウンロードしてご利用ください。
インテグリティ講習を受講するには?
指導者や関係者向けのインテグリティ講習は定期的に開催されています(TeamJBAを通じてeラーニング形式で受講するケースもあります)。
最新のスケジュールや詳細な申し込み方法については、JBA(日本バスケットボール協会)、または各都道府県バスケットボール協会の公式ホームページをご確認ください。






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