「あの選手は次の試合に出られる?!」
「NBAの怪我人リストを見るには?」
「day to day? クエスチョナブル? GTD?意味が分からない😭」
本記事はこのような方に向けて、NBAの怪我人情報(故障者リスト・インジャリーレポート)の調べ方や各用語の意味を解説します。
NBAの怪我人情報の調べ方
NBAの怪我人情報は、公式サイトやスポーツニュースサイトで簡単に確認できます。
以下は、NBAの怪我人情報を見るための主な方法と、関連する用語の意味について解説します。
英語のサイトですが、NBAファンの方なら見慣れた単語ばかりなので理解できると思います。
画像のように、怪我人が一覧リストにまとまっており、STATUSの欄で怪我の具合が分かります。
怪我の内容を日本語で知りたい場合は?
coment欄には各選手の怪我の状況が書かれていますが、英語で分からないという場合は「Google翻訳」のウェブサイト翻訳を使いましょう。
使い方は簡単!
Google翻訳の上部の「ウェブサイト」を選んで、ESPNのURL「https://www.espn.com/nba/injuries」を入力して矢印をタップするだけOK。
怪我人リストの用語解説
怪我人リストには、クエスチョナブルやプロバブル、デイバイデイなどなじみの少ない単語がありますので、用語の意味をこちらで解説します。
(カッコ内は略語・英語表記)
ゲーム・タイム・デシジョン (GTD・Game Time Decision)とは?
ゲーム・タイム・デシジョンとは試合当日まで出場可否が決まらない状況。選手の状態によっては急に出場できることもあれば、逆に出場が難しくなることもあります。
プロバブル (P・Probable)とは?
プロバブルとは試合に出場する可能性が高い状態。怪我が軽度で、出場の確率が75%以上とされています。
クエスチョナブル (Q・Questionable)とは?
クエスチョナブルとは試合に出場するかどうかが五分五分の状態。怪我の程度によっては出場できるかもしれませんが、確率は50%程度です。
ダウトフル (D・Doubtful)とは?
ダウトフルとは出場の可能性が低い状態。怪我のため、出場できる確率は25%以下とされています。
アウト (O・Out)とは?
アウトとは次の試合に出場しないことが確定している状態。
デイ・トゥ・デイ (DTD・Day-to-Day)とは?
デイ・トゥ・デイとは怪我の状態が日々変わるため、毎日の様子を見ながら判断される状態。
インジャリー・リザーブ (IR・Injury Reserve)とは?
インジャリー・リザーブとは怪我により長期間欠場することが確定している選手がリストに入れられます。このリストに入ると、一定期間試合に出場することができません。
怪我の種類と復帰までの一般的な期間
この章では参考までに、NBAでよく見られる怪我の種類と、それぞれの怪我から復帰までにかかる一般的な期間について解説します。
1. アキレス腱断裂 (Achilles Tendon Rupture)
説明: アキレス腱はふくらはぎの筋肉と踵をつなぐ大きな腱で、断裂すると非常に痛みを伴います。
復帰期間: 約9ヶ月から1年
治療: 手術が一般的で、その後リハビリを行います。リハビリ期間中は筋力回復と可動域の改善に重点を置きます。
2. 前十字靭帯損傷 (ACL Tear)
説明: 膝の安定性を保つ前十字靭帯の断裂で、スポーツ活動中に起こることが多いです。
復帰期間: 約6ヶ月から1年
治療: 多くの場合、手術が必要で、その後リハビリを行います。リハビリは筋力強化とバランス訓練を含みます。
3. 足首捻挫 (Ankle Sprain)
説明: 足首の靭帯が過度に伸びるか断裂する怪我です。
復帰期間: 軽度の場合は数週間、重度の場合は数ヶ月
治療: 休息、アイシング、圧迫、挙上 (RICE) の原則に従い、場合によっては理学療法やサポーターの使用が必要です。
4. ハムストリングの肉離れ (Hamstring Strain)
説明: 太ももの後ろの筋肉が引き伸ばされるか断裂する怪我です。
復帰期間: 軽度の場合は数週間、重度の場合は数ヶ月
治療: 休息とリハビリ、筋力強化とストレッチングが重要です。
5. 手首の骨折 (Wrist Fracture)
説明: 手首の骨が折れる怪我で、接触や転倒によってよく起こります。
復帰期間: 約6週間から3ヶ月
治療: ギプスやサポーターでの固定、場合によっては手術が必要です。その後、リハビリを行います。
6. 腰椎椎間板ヘルニア (Herniated Disc)
説明: 脊椎の椎間板が破裂し、神経を圧迫する怪我です。
復帰期間: 数週間から数ヶ月
治療: 保守的な治療(休息、理学療法、薬物療法)や、重症の場合は手術が必要です。
7. 脳震盪 (Concussion)
説明: 頭部への衝撃によって脳が揺れる怪我です。
復帰期間: 数日から数週間
治療: 完全な休息が最も重要で、症状が完全に回復するまで運動は控えます。医師の指導のもと、段階的に活動を再開します。
8. 肩の脱臼 (Shoulder Dislocation)
説明: 肩の関節が脱臼する怪我です。
復帰期間: 数週間から数ヶ月
治療: 脱臼を整復した後、肩の安定性を回復するためのリハビリを行います。場合によっては手術が必要です。
NBAの怪我人リストに関するよくある質問と答え(FAQ)
NBAの怪我人リストに関するよくある質問と答えはこちら。
その他にも質問がありましたらコメント欄までどうぞ!
Q: メンタルの健康に関する休場も故障者リストに記載されますか?
A: はい、メンタルの健康に関する休場も故障者リストに記載されます。NBAは選手のメンタルヘルスを重要視しており、適切な治療とサポートを受けるために休場する場合、これを正式に記録します。
Q: 怪我の種類による復帰までの一般的な期間はどのくらいですか?
A: 怪我の種類によって異なります。例えば、アキレス腱断裂は約9ヶ月から1年、前十字靭帯損傷は約6ヶ月から1年、足首捻挫は軽度の場合数週間、重度の場合数ヶ月です。
Q: NBA選手が怪我から復帰するためにどのような治療を行っていますか?
A: 治療には手術、理学療法、筋力トレーニング、リハビリテーションなどがあります。具体的な治療法は怪我の種類や程度によって異なります。
Q: 怪我人リストに載ると、選手はどのような制約を受けますか?
A: 怪我人リストに載った選手は試合に出場できません。また、怪我の重症度によっては長期間のリハビリが必要となり、その間にトレーニングやチームとの練習が制限されることがあります。
Q: 怪我から復帰したNBA選手の成功事例にはどんなものがありますか?
A: デリック・ローズの復活劇やケビン・デュラントのアキレス腱断裂からの復帰など、数多くの成功事例があります。これらの選手は困難を乗り越えて再びトップレベルでプレイしています。
Q: NBAチームは怪我予防のためにどのような対策を講じていますか?
A: NBAチームはトレーニングプログラムのカスタマイズ、栄養管理、休息の確保、そして最新の医療技術を駆使して怪我予防に努めています。また、選手個々のフィジカルデータを分析し、怪我のリスクを低減するための個別プランを作成しています。
Q: 脳震盪を受けた選手はどのようなプロトコルに従いますか?
A: 脳震盪を受けた選手は、完全な休息が最も重要です。症状が完全に回復するまで運動を控え、医師の指導のもと段階的に活動を再開します。NBAでは、脳震盪の診断と回復を厳密に管理するプロトコルが存在します。
Q: リハビリ期間中の選手はどのようにして体力を維持しますか?
A: リハビリ期間中の選手は、理学療法士やトレーナーの指導のもとで筋力トレーニングや有酸素運動を行います。また、食事や栄養管理も重要で、適切な栄養摂取を心掛けます。
Q: 怪我人リストの選手が復帰する際のプロセスはどのようになっていますか?
A: 選手が復帰する際には、医師の診断と承認が必要です。リハビリテーションが順調に進み、十分な回復が確認された場合、練習に復帰し、最終的に試合に出場する準備が整ったと判断されます。
さいごに まとめ
NBAの怪我人リストは、選手の健康状態や復帰の見込みを把握するための重要な情報源です。英語のサイトの情報になりますが、翻訳サイトもうまく活用してチェックしてみましょう。
この記事についてのご意見やご質問があれば、ぜひコメントをお寄せください。
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