バスケットボールの試合には多くのエキサイティングな瞬間がありますが、その中でも特に心を奪われるのが「ブザービーター」や「ブザービート」と呼ばれる瞬間です。
この記事では、ブザービーターについての基本的な情報と、その魅力について解説します。
ブザービーターとは?一言で言うと?
「ブザービーター(Buzzer Beater)」とは、バスケットボールやアイスホッケーの試合で、試合終了のブザーが鳴る直前に放たれたシュートが成功することを指します。
ちなみに、プロリーグなど設備が整った試合では、バスケットのバックボード付近のランプが点灯して試合終了の正確な時間を知らせます。
分かりやすいブザービーターの例
以下の動画は、現在クリッパーズのカワイ・レナードがラプターズ在籍時の2019年プレイオフに、76ers相手のイースト準決勝第7戦で決めた伝説の決勝ブザービーターです。
Imagine having a best buzzer beater list and not including the greatest buzzer beater in NBA history pic.twitter.com/clRUki12NY https://t.co/xJMlTaFDJD
— ᴅ ʀ ᴇ ᴡ (@FeelLikeDrew) May 13, 2023
特に試合のクライマックスで放たれることが多く、その瞬間は観客やプレイヤーにとって非常にドラマチックです。
ブザービートの基本的な定義
ブザービートは、以下の条件を満たす必要があります。
- シュートが試合終了のブザーが鳴る前に放たれること。
- ブザーが鳴った後にボールがバスケットに入ること。
このシュートが成功すれば、得点が認められます。
シュートが手から離れる前にブザーが鳴ってしまうと、それは制限時間外となりブザービーターにはなりません。
ブザービーター?ブザービート?違いは?
ブザービートは日本でのブザービーターの呼称です。
英語では「buzzer beater(ブザービーター)」と表記され、”buzzer beat(ブザービート)“という表現は一般的に使われません。
ブザービーターが付くワード
バスケットボールにおいて「ブザービーター」が付くワードには以下のようなものがあります。
- ブザービータースリー(Buzzer Beater Three): 試合終了間際に決まった3ポイントシュート
- ブザービーターダンク(Buzzer Beater Dunk): 試合終了間際に決まったダンクシュート
- ブザービーターショット(Buzzer Beater Shot): 試合終了間際に決まったシュート全般
- ブザービーターウィン(Buzzer Beater Win): ブザービーターによって決まった勝利
- ブザービータージャンパー(Buzzer Beater Jumper): 試合終了間際に決まったジャンプショット
これらの用語は、試合のクライマックスを彩る劇的な瞬間を表現するために使われます。
アメリカで注目されたブザービーター
上のグラフは過去20年間のアメリカ国内でのGoogle検索ワード「Buzzer Beater」の検索数を表わしたグラフです。
この章では、このグラフを元にアメリカで過去に注目されたブザービーターの動画を紹介します。
注目度が高い動画だけにどれも見ごたえ充分です!
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- 2005アレン・アイバーソン
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- 2012ジェレミー・リン
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- 2013アーロン・クラフト(マーチマッドネス)
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- 2015クリス・ミドルトン
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- 2017ハッサン・ホワイトサイド
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- 2018ジョーダン・プール(ミシガン大の若手!)
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- 2021ジェイレン・サッグス(ゴンザガ大)
最後に
バスケットボールの試合には多くのエキサイティングな瞬間がありますが、その中でも特に心を奪われるのが「ブザービーター」や「ブザービート」と呼ばれる瞬間です。この記事では、ブザービーターについての基本的な情報と、その魅力について解説しました。
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