バスケットボールの試合観戦中に「ロブシティ」という言葉を耳にしたことがあるでしょうか?
または、「ロブシティ」という愛称を持つチームについて話を聞いたことがあるかもしれません。
この「ロブシティ」という言葉にはどんな意味が込められているのでしょうか?
その言葉の意味と由来を探ってみましょう。
バスケのロブシティとは?ひとことで言うと?
バスケットボールにおける「ロブシティ」とは、広い意味で言うとアリウープダンク、狭い意味で言うと2010年代のクリッパーズが魅せた華麗なアリウープやチームに対する愛称です。
【広義の意味】ロブシティ=アリウープダンク
広い意味でのロブシティは、アリウープダンクのことです。
アリウープダンクとは、味方が空中でパスを受けて直接ダンクするプレイを意味します。
【狭義の意味】ロブシティ=2010年代のクリッパーズ
より厳密な意味でのロブシティ(Lob City)とは、NBAのロサンゼルス・クリッパーズが2011年から2017年にかけて呼ばれていたチームの愛称です。
この期間、クリッパーズは華麗なアリウープを多用するスタイルで知られていました。この愛称は特に以下の選手たちによって象徴されました。
愛称の由来
「ロブシティ」という愛称は、チームのファンやメディアによって自然に生まれました。
この愛称は、アリウーププレイを象徴する「ロブパス(山なりのパス)」と都市を意味する「シティ(City)」を組み合わせたものです。
ロブシティ動画
この動画では、ロサンゼルス・クリッパーズの「ロブシティ」時代の華麗なプレイが多数収められています。
ロブシティのバスケットボールは非常にエキサイティングで、観客を魅了しました。アリウープはそのダイナミックさとアクロバティックな要素から、観る者に強いインパクトを与えます。また、このスタイルはチームの勝利にも貢献し、クリッパーズをプレーオフの常連チームにしました。
ロブシティの主な選手
- クリス・ポール(Chris Paul):チームのポイントガードで、素晴らしい視野と正確なパスを持つプレイヤーでした。彼のパスは多くのアリウープダンクを生み出しました。
- ブレイク・グリフィン(Blake Griffin):力強いダンクで知られるフォワード。彼のアスレティシズムは「ロブシティ」の象徴的な部分でした。
- デアンドレ・ジョーダン(DeAndre Jordan):センターで、彼もまた多くのアリウープダンクを決めた選手です。
ロブシティの時代は終わりましたが、その影響は今なお語り継がれ、クリッパーズのファンにとっても特別な時代として記憶されています。
また、その強烈な印象から現在でもアリウープダンクの事をロブシティという慣習が生まれたのです。
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